高梨沙羅 飛び級合格も大学へは・・・

日体大に飛び級合格していた高梨沙羅選手が、
大学入学を見送る決心をしたそうです。

彼女の父である寛也さんが「大学には行きません」
と明言しているので、まず間違いはなさそう。


http://www.saratakanashi.com/profile/

今回、高梨沙羅選手が大学の入学を見送った理由として、
日体大の単位習得のルールが来年度から変更されることが
その一因としてあげられています。

これまでなら、高梨沙羅のような日本代表クラスの選手の場合、
講義に出なくてもレポート提出で単位取得を
大きくカバーできていたところがあったんですね。

そこに制限が重くのしかかるようになったそうなんです。

具体的にいうと、卒業に必要な単位は124。

そのうち、講義に出なくてもとれる単位が60単位だけに
来年度から制限されるようになったんです。

世界を舞台に転戦する高梨沙羅選手にしてみれば、
今季の日程もすでに詰まっていて、
夏のグランプリに、冬のワールドカップと目白押しのようす。

大学へ入学することにでもなれば、
試合に出るのを削って学業に振り分ける必要も出てくるそうです。

そうなってくると競技への集中にも影響が出てくることでしょう。


高梨沙羅選手は、今シーズンを振り返って、
ベストを尽くしきれなかった悔しさを吐露しています。

そして、技術も精神面も共に磨いていかなければならないことを
彼女自身が心に強く秘めているようです。

飛び級合格をした大学への入学を
見送る決意をしたのも、そのあらわれなんでしょう。

力を出し切れなかった悔しさが、今
彼女を突き動かす原動力になっているのかもしれませんね。

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タグ：高梨沙羅 飛び級